コーチが営業してはダメ、すごく大事なコーチ自身のファイナンス
コーチの役割とは
そもそものコーチの役割とは、クライアントをクライアントが望むゴールへ届けることです。
そこにコンテンツに関する指導は入りません、クライアントへ伝えるのは「マインドの使い方」です。
初めて見た方はあまり理解できないかもしれませんので、復習の意味で以前の記事を読んでみてください。
クライアント利益100%のために
当たり前ですが、コーチはクライアントの利益100%のために活動します。
それが99%だったからOKというわけではなく、コーチ自身の利益が少しでも含まれていたらコーチの役割と果たしているとは言えません。
よく言われるのが組織内コーチングの危険性です。
特に企業組織においては、経営層や部署、上司の意向が働きます。個人のためを想って、という観点がないとは思いませんが、そこにクライアント利益100%の原理は働いていません。
多くの企業の目的が収益化と株主への貢献なので、その目的には沿っていると思います。
しかし個人目線で見ると、クライアント利益100%かどうかが疑問です。
そのため、コーポレートコーチングは個人コーチングとは異なる資格が必要になります。
コーチが営業してはいけない
個人としてコーチに依頼する場合も注意が必要です。
それはコーチ自身のファイナンスが満たされていない、営業を仕掛けるケースです。
もちろんコーチも認知を拡大するためのマーケティングはOKですが、営業はNGです。
コーチ自身がコーチングのみで生計を立てている場合、やはり人間なので「今月はクライアント5人獲得しなければ」「来月の売上は30万円以上稼がなくては」などのファイナンスの不安はついてまわりますよね。
その場合、ゴリゴリの営業ではないにしても、深層心理では営業を仕掛けているケースがあります。
ファイナンスが満たされていて、エフィカシーが高いコーチに依頼しよう
コーチングをファイナンス活動にしてしまっているコーチではなく、職業として活動しているコーチを選びましょう。具体的には、ファイナンスがしっかり満たされているコーチです。
「別に売上のためにやってるわけではない」という本来の職業としてのコーチ活動でなければ、クライアント利益100%は達成できません。
そう考えると、コーチ自身のファイナンスは非常に重要だと考えています。
コーチ自身がファイナンスに困っている状態だと、クライアントにそれの充当を求めてしまうリスクがあるからです。
コーチを選ぶ際には、プロフィールやバックグラウンド、もちろん対面での相性チェックをしっかし実施しましょう。
そして、顔から伝わる直感に間違いはないと思います。
コーチの人格は顔に現れますので、実際に会って会話をして、本当にこのコーチでいいのか?を吟味しましょう。