Coaching Blog;豊かな人生を歩むために必要なこと

コーチが営業してはダメ、すごく大事なコーチ自身のファイナンス

 
この記事を書いている人 - WRITER -
立教大学法学部を卒業後、大手電機メーカーIT事業部門にて事業企画やデジタルマーケティング、新規営業開拓を経験。多くの日本企業のポテンシャルを再認識するが、中堅社員の元気のなさがそれを阻んでいることに気づき、自身でコーチングを学び始める。イノベーションが進む米国系IT企業に転職し、日本企業のDX推進を支援。日本企業の活性化には30~40代の活躍が必須であり、その世代にコーチングを通じて貢献することをゴールとしている。

コーチの役割とは

そもそものコーチの役割とは、クライアントをクライアントが望むゴールへ届けることです。

そこにコンテンツに関する指導は入りません、クライアントへ伝えるのは「マインドの使い方」です。

初めて見た方はあまり理解できないかもしれませんので、復習の意味で以前の記事を読んでみてください。

クライアント利益100%のために

当たり前ですが、コーチはクライアントの利益100%のために活動します。

それが99%だったからOKというわけではなく、コーチ自身の利益が少しでも含まれていたらコーチの役割と果たしているとは言えません。

よく言われるのが組織内コーチングの危険性です。

特に企業組織においては、経営層や部署、上司の意向が働きます。個人のためを想って、という観点がないとは思いませんが、そこにクライアント利益100%の原理は働いていません。

多くの企業の目的が収益化と株主への貢献なので、その目的には沿っていると思います。

しかし個人目線で見ると、クライアント利益100%かどうかが疑問です。

そのため、コーポレートコーチングは個人コーチングとは異なる資格が必要になります。

コーチが営業してはいけない

個人としてコーチに依頼する場合も注意が必要です。

それはコーチ自身のファイナンスが満たされていない、営業を仕掛けるケースです。

もちろんコーチも認知を拡大するためのマーケティングはOKですが、営業はNGです。

コーチ自身がコーチングのみで生計を立てている場合、やはり人間なので「今月はクライアント5人獲得しなければ」「来月の売上は30万円以上稼がなくては」などのファイナンスの不安はついてまわりますよね。

その場合、ゴリゴリの営業ではないにしても、深層心理では営業を仕掛けているケースがあります。

ファイナンスが満たされていて、エフィカシーが高いコーチに依頼しよう

コーチングをファイナンス活動にしてしまっているコーチではなく、職業として活動しているコーチを選びましょう。具体的には、ファイナンスがしっかり満たされているコーチです。

「別に売上のためにやってるわけではない」という本来の職業としてのコーチ活動でなければ、クライアント利益100%は達成できません。

そう考えると、コーチ自身のファイナンスは非常に重要だと考えています。

コーチ自身がファイナンスに困っている状態だと、クライアントにそれの充当を求めてしまうリスクがあるからです。

コーチを選ぶ際には、プロフィールやバックグラウンド、もちろん対面での相性チェックをしっかし実施しましょう。

そして、顔から伝わる直感に間違いはないと思います。

コーチの人格は顔に現れますので、実際に会って会話をして、本当にこのコーチでいいのか?を吟味しましょう。

この記事を書いている人 - WRITER -
立教大学法学部を卒業後、大手電機メーカーIT事業部門にて事業企画やデジタルマーケティング、新規営業開拓を経験。多くの日本企業のポテンシャルを再認識するが、中堅社員の元気のなさがそれを阻んでいることに気づき、自身でコーチングを学び始める。イノベーションが進む米国系IT企業に転職し、日本企業のDX推進を支援。日本企業の活性化には30~40代の活躍が必須であり、その世代にコーチングを通じて貢献することをゴールとしている。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 男は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て , 2023 All Rights Reserved.