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【キャリア】ワクワクの30〜40代に向けて20代でやっておくべき3つのこと

 
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立教大学法学部を卒業後、大手電機メーカーIT事業部門にて事業企画やデジタルマーケティング、新規営業開拓を経験。多くの日本企業のポテンシャルを再認識するが、中堅社員の元気のなさがそれを阻んでいることに気づき、自身でコーチングを学び始める。イノベーションが進む米国系IT企業に転職し、日本企業のDX推進を支援。日本企業の活性化には30~40代の活躍が必須であり、その世代にコーチングを通じて貢献することをゴールとしている。

全ての可能性は社会人になってからの3年間で決まる

そんな大袈裟な・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ「やっぱりそうだよね」と共感いただける方もいらっしゃると思います。

私は長いことプロダクトマネージャーをしていたのですが、会社から10億円の融資をもらって事業化できたのも、市場シェアでNo.1が取れたのも、このベースがあったからだと心から感じています。

後は上司だけでなく他部門や、販売パートナーからの支援が大きなパワーであったことは言わずもがなです。

私の経歴については、以下記事をご覧ください!

20代のうちにベースを作っておけば、30代からのチャレンジに必ず活きます。

そして30〜40代で「ここまでやってなかったな・・・」という方も今からでも大丈夫です!

自分の経験からしても、一緒に働いたチームメンバーの成長を振り返っても、この仮説は概ね間違っていないと考えています。

これも一つの意見、としてお読みいただければ幸いです。

ここの内容は一般的なビジネスパーソンを対象にお話ししていきます。

  1. マインドセットを作る
  2. 仕事体力をつける
  3. 30代に向けたスキルを準備する

1.マインドセットを作る

このマインドセットとは何か、一言で表せば「一生懸命やること」でしょう。

自分に与えられた仕事で小さなことから結果を出し、少しずつ大きな仕事や自分がやりたい仕事を勝ち取っていく。この姿勢を「一生懸命」と解釈しています。

多くの方は、少なくともチームで仕事をするのでこの姿勢は基本中の基本になります。

この時点ではまだ経験が少ないので、より多くのことを経験し、将来に向けての自分なりのケースを増やしていく段階です。

そこで一生懸命やって良かったことは、①⇨②⇨③を繰り返すことでした。

まだかっこよくPDCAでなくてもOK、仮説思考とチャレンジする姿勢を作ることが大事だと感じます。

 ①自分で仮説を立ててみる

 ②とりあえずやってみる

 ③失敗してみる(成功すればOK!)

その中で自分が得意なことを見つけて、徹底的に得意分野を伸ばしていく。

私は営業だったこともありますが、「新規アポ率」と「新規顧客の受注率」が良かったので、徹底的にそこを磨いていきました。

ベテランの方は既設顧客からの追加受注は上手かったものの、あまり新規顧客開拓は得意ではない人が多かったので、重宝されましたね。

自分の会社だけでなく、販売パートナーの先輩からも「あいつ頑張ってるな」となり、一緒に仕事を進めてくれるようになり、協力も得やすくなります。

何でもいいので、相対的に自分の中で得意な分野を見つけて伸ばす。特に最初の1年はここにこだわってほしいと思います。

この段階では弱点強化は不要、得意分野を伸ばしていけば自然と相対的に弱い部分は穴埋めされていきます。

そのため、マネージャーやリーダーは優しく・厳しくこの流れをサポートいただきたいです。

自分は幸せなことに上司や先輩に恵まれて良い20代を過ごせたので、周囲へ感謝してもしきれないですね!

2.仕事体力を作る

分かりやすく部活で例えると、基礎体力作りの部分です。

まず基礎体力と筋力がないと試合で活躍できませんし、ビジネスパーソンの場合はテクニックは後でも習得が可能です。ここは多くの方が納得するのではないでしょうか。

圧倒的なプレーで世界中の観客を魅了したブラジルのロナウジーニョ。

テクニックはもちろんですが、彼の凄さはその芸術的な肉体と言われています。昔の姿を見るとテクニックはあったのですが、ここまでの迫力はありませんでした。

彼らの凄さは、シュートシーンで体の部分がズレているものの全体的には整合している状態です。

ジダンをはじめ世界の一流選手は体が柔らかいのもありますが、ベースとなる肉体がしっかりしている。

テクニックを発揮するための肉体が「誰も止めれないロナウジーニョ」を作りました。

少し脱線しましたが、イメージは伝わったと思います!(勝手に)

なんとなくイメージを掴んでいただいたと思うので、より実践的にしていくための参考書籍をご紹介します。

元ボストンコンサルティングの山本さんの著書で、私が一緒に働いた新人の子には必ず贈っていた本です。

簡単に纏めると、日々の仕事を一生懸命やることやスキル習得の習慣が書かれています。

(内容を解説するとネタバレになるので、超ざっくりですがここまでにしておきます)

この体力が今後の活躍を左右しますので、「精神論?」と言わずに是非一読いただけたら嬉しいです。

3.30代の活躍に向けてスキルを準備する

私が社会人2年目の時、留学していた友人が一年遅れて大手コンサルティングファームに入社していました。

ゴールデンウィークに会おうということになり、お互いの近況を話す中で彼が「上司から休暇中に10冊の課題図書が出されている」と言っていました。

メーカーに勤める当時の私が非常にびっくりしたことを思い出します。

読書の量だけでなく、MBAに必要な知識を徹底的に勉強する彼の姿に感銘を受けました。

実際にMBAを取得しなくても、以下4つのスキルはビジネスパーソンには必須です。

そしてコンサルファームなどの一部を除いて、ここまで徹底的にスキルアップをやっている人は少数でしたので、差別化にもなりました。

 マーケティング

 ロジカルシンキング

 ファイナンス

 コーポレートストラテジー

エッセンスを本で学びながら、日々の仕事にこれらの考え方を取り入れていく。

マーケティングはBtoCのイメージがあるかもしれませんが、BtoBでもルートセールスでも使えます。

ロジカルシンキングは日々の議事録でも試せますし、率先して議事録を書くことは非常にオススメです。

ファイナンスは顧客の財務諸表を読み解いて経営課題にリーチすることもできますし、自社の経営をコーポレートストラテジーを通じて見ることもできます。

何度も何度も読み返して、実務でトライしてました。特に3年目までは失敗してなんぼ、いっぱい失敗していいよと当時の上司からは声をかけてもらってました。

考え抜いた仮説に対してのチャレンジについて、失敗しても責める人はそうそういません。

こちらも山本さんの著書を紹介します。少し古いですが、ここまでMBAのエッセンスを分かりやすく解説している本はあまりないと思います。

本の中にも多くの参考図書がありますので、その参考図書も合わせると結構な読書量になります。

ビジネスパーソン2〜3年目から30代に向けた準備をしておくと、圧倒的に周囲と差がつきます。

出世するかどうかは、配属部署や立ち回りなども大きく影響するので、ここでは対象外とさせていただきます。笑


チャレンジ!チャレンジ!チャレンジ!

是非、20代の頃から仕事の体力作りとスキル向上を並行しながら、日々の仕事にチャレンジいただくことで、自分のやりたいことが見えてくる可能性が高いです。

そして、仕事に取り組む姿勢は、必ず誰かが見ています。

これは言われますが、組織の中の情報伝達網はかなり早いので、意外とあなたの活躍を知っている人はいます。

そして所属組織に研修制度がある場合は、それをフル活用しないともったいないです!

特に大企業の一番のメリットは、研修制度+経営が安定しているのでチャレンジできることだと思います。

前職ではグロービスのオンラインMBA講座があったので、2〜3年目のメンバーには積極的に受けてもらってました。周囲は全員30代以上だったと報告がありましたが、「それだけ早く受けたのは良かったね!」と伝えました。

読書でスキルを学びながら、日々の実務で試す。これは自分自身を成長させる最高の環境だと思います。

勝手ながら、チャレンジするあなたを応援しています!


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立教大学法学部を卒業後、大手電機メーカーIT事業部門にて事業企画やデジタルマーケティング、新規営業開拓を経験。多くの日本企業のポテンシャルを再認識するが、中堅社員の元気のなさがそれを阻んでいることに気づき、自身でコーチングを学び始める。イノベーションが進む米国系IT企業に転職し、日本企業のDX推進を支援。日本企業の活性化には30~40代の活躍が必須であり、その世代にコーチングを通じて貢献することをゴールとしている。

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