人生の目標が分からない?はい、大丈夫です。
人生の目標(ゴール)が見つからない
コーチングを学び始めて多くの方が悩むのが、「ゴールが見つからない」問題です。
コーチングにおけるゴールの定義は、コンフォートゾーン(現状)の外であることが条件。現状の外のゴールを見つけようとすると見当たらない、このような声を多くお聞きします。
結論から申し上げると何も問題ありませんし、コーチング的には正しい状態です。
現状の外のゴールは見えない
多くの人は現状の内側で生きてきていますが、これ自体は何も悪いことではありません。
ただコーチングで現状の外のゴールを設定し、自分の人生を変えたいと思った場合は別です。
そこで必要となるのがゴール設定ですが、そのゴール設定で多くの人が悩みます。
私自身の経験では、3ヶ月間くらい毎週末に一人旅をしておりましたし、かなり内省の時間を確保していましたが、現状の外のゴールを設定することはできませんでした。
なぜなら、人はスコトーマと言われる盲点があり、そもそも現状の外は見えていないからです。
この場合、多くあるパターンが「現状の外のゴールを設定しなければ!」と悩んでいるものの、自分自身のゴールが「現状の内側」であることを心の中で認識していることです。このゴールではだめだと悩んでいる状態です。
むしろ見つからない方がコーチング的には正しく、「ゴールがすぐに見つかりました!」という方がかなり怪しいです。
ゴールは再設定するもの
ここで必要なことは、現状の内側にあるゴールを再設定することです。
まず現状の内側のゴールでもよく、そこから意識的に現状の外へ再設定すること。自分自身で決めることが大事になってきます。
現状の内から外へゴールが移行する場合、その際に自分のブリーフシステム(物事を評価する関数)が変わっています。逆に言うと、ゴールを現状の外へ移行するためには、ブリーフシステムを変えることが必要になってきます。
なかなかセルフコーチングでは効果が出ない
自分自身の経験としてセルフコーチングは一定の効果はあるものの、なかなか変化しきれないという体感がありました。やはり自分自身を応援してくれるコーチの存在は大きく、不思議なくらいに変化を体感することができました。
数か月で色々なことが激変するので、かなり楽しくなった記憶があります。
まずセルフコーチングから始め、自分のゴールが大きくなればコーチの存在が必要になってくる印象です。
自分が信頼できそうなコーチを探そう
コーチも色々なタイプがいますので、ブログやSNS、コーチングフェスタなどで自分との相性を調べてみてください。
コーチングを受けたい時期は人それぞれ、悩む時間も大事です。
悩むって大変なんですが、悩む選択肢があるだけ幸せだと個人的には思っています。
コーチングフェスタの対談動画になります。今回は会社員の方向けにキャリアに特化して話しています。
ゴールの一つであるファイナンスですが、ここがボトルネックで先に進めない方もいらっしゃいます。
そのボトルネックを取り除くための5つのステップを解説しています。